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香港の無形文化遺産、初の目録を発表

ユネスコ無形文化遺産保護条約に基づき、広東オペラなど480項目を特定


粤劇(広東オペラ)は2009年、広東省、香港、マカオ合同の申請によりユネスコ無形文化遺産に登録済み

レジャー文化サービス局は、このほど初めて香港の無形文化遺産480項目を まとめた目録を作成し、発表しました。

国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)により採択された「無形文化遺産の 保護に関する条約」は、無形文化遺産の分野として次の5つを挙げています。 (1)口承による伝統および表現(無形文化遺産の伝達手段としての言語を含む)、 (2)芸能、(3)社会的慣習、儀式および祭礼行事、(4)自然および万物に関 する知識や慣習、(5)伝統工芸技術の5分野です。


長洲島で毎年開催される長洲太平清醮祭のハイライト、饅頭争奪競争の様子

今回発表された香港の無形文化遺産480項目もこれら5つの分野からなり、粤劇(広東オペラ)や太平清醮祭、端午節(ドラゴンボートフェスティバル)、盂蘭勝会に舞火龍(ファイヤードラゴンダンス)、また伝統中医薬文化や古琴製造技術などが含まれています。

香港政府では、目録の定期的な更新や一般からの提案受付に関する仕組みの整備など、より良い保護措置の策定、実施を図っていきます。

香港の無形文化遺産の目録は、こちらのウェブサイトからご覧いただけます。

 
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