昨年10月にカナダのフレイザー研究所が発表した世界経済自由度報告書において、香港は経済の自由度で再び世界一と評価されました。
同報告書は世界152カ国・地域を対象にその政策や制度を分析し、個人選択の度合い、市場参入機会、個人財産の安全性、法の統治といった経済的な自由度を測ったものです。
「この結果は、自由市場の原則を堅持する香港の揺るぎない姿勢を肯定するものだ。
香港政府は、小さな政府と自由で開放的な貿易環境を維持するとともに、ビジネス効率向上のため規制の簡素化を図っていく。政府はこれらの強みを守り、香港経済の持続的発展につなげる」と香港政府の報道官は述べています。
一方、米ヘリテージ財団が今年1月に発表した「経済自由度指数」でも、香港は首位に輝きました。同指数が最初に発表された1995年以来、香港は21年連続で経済自由度世界一の評価を受けています。