「香港杯全日本大学学生大使英語プログラム2014-2015」に入賞した学生大使4人が、3月10日から2週間、香港研修旅行に参加しました。4日間、主催者提供のプログラムで学んだ後、10日間、香港中文大学で授業の聴講をしました。
2日目の「ハンドメイドイン香港」というプログラムでは、4つの職人工房を見学しました。まずホンハムでこの道40年の靴作り職人の工房を訪ねました。次にライチコクでスーツ職人の工場を見学し、1人ずつ蝶ネクタイを作ってみました。その後、深水埗にある顔の産毛取り職人を訪ね、実際に絹糸で施術してもらいました。最後に旺角のランガムプレイスの前に出店しているペンキサイン用金属型作り職人の仕事を見学しました。このプログラムでは、通常の観光では知ることのできない草の根職人文化を学びました。
3日目の公式訪問では、まず香港貿易発展局で最新貿易事情について知り、次に立法会議事堂で政治システムを勉強しました。その後、クリエイティブ複合施設PMQで歴史建造物のイノベーション成功例を見学し、最後にインベスト香港を訪問し、学生大使のプレゼンテーションを専門家に聞いてもらいました。
4日目からは香港中文大学に移動し、「中国・香港・世界経済」「市場研究」などの授業を1日2コマずつ聴講したり、香港中文大学の学生とランタオ島を訪れたりしました。これらの体験を通じて、学生大使は香港について一層の理解を深めました。