カナダのシンクタンクであるフレーザー研究所が9月に発表した世界経済自由度報告書で、香港はまたしても経済の自由度において世界一の座に輝きました。
同報告書は世界157カ国・地域の政策や制度を分析することで、個人選択の度合い、市場参入機会、個人財産の安全性、法の統治などの経済的な自由度を測るものです。
この結果を受けて香港政府の報道官は、「自由市場の原則を堅持する香港の揺るぎない姿勢が、再び国際的に高く評価された」とし、さらに「政府は香港の経済的自由を重視しており、香港の経済的成功の礎である法の支配と独立した司法、小さく効率的な公共部門、自由で開かれたビジネス・貿易環境という立派な伝統を守るべく努めていく」と述べました。
また、米ヘリテージ財団が今年1月に発表した「経済自由度指数」でも、香港は第1位にランクされました。1995年に同指数が初めて発表されて以来、21年連続で香港は経済自由度世界一と評価されています。