熊本県(熊本県貿易協会)は9月11日、アジアにおける観光PRや県産農水産物の輸出を促進すべく、香港に代表事務所を開設しました。
同事務所の西山英樹所長は、香港事務所の運営は肥後銀行と共同で行い、主に中国本土、台湾、マカオを担当すると説明。熊本県産のさまざまな農水産物、特に、新鮮なトマトなどの青果や加工食品の輸出促進に力を入れていくと話しています。
西山所長はまた、「熊本県産農産物の輸出のうち、約3分の2が香港向けであり、香港は熊本の重要な貿易相手となっている。香港の食品市場は競争が激しいので、本県からの輸出を数量、品目ともにさらに増やすためには、香港に拠点を設けて顧客と市場のニーズを理解することが必要と考えた」 と述べました。