スポットライト香港

7月1日、湾仔のゴールデンバウヒニア広場で、香港特別行政区設立19周年を記念する国旗・区旗掲揚式が行われました。

1997年7月1日に中華人民共和国の特別行政区となった香港では、「一国二制度」の原則の下、基本法に則って高度な自治が行われています。

コロンビアの著名な彫刻家フェルナンド・ボテロによるボリューム感あるブロンズ彫像9体が、6月3日から8月14日までの期間、セントラル・ハーバーフロントに展示されました。

セントラル・ハーバーフロント・イベントスペースで開催されたサマーフェスタの一環で、他にも芸術、デザイン、スポーツ、コミュニティ関連のさまざまなイベントが約3カ月にわたり行われました。

6月10日から12日の3日間、香港で国際ドラゴンボート・カーニバルが開催され、14カ国・地域から約4,000人がレースに出場しました。

端午節（ドラゴンボート・フェスティバル）は中国・戦国時代の楚において、人々の信望を集める政治家でありながら陰謀により失脚し、絶望の中、川に身を投げた詩人・屈原（くつげん）の故事に由来。

現代のスポーツとしてのドラゴンボート発祥の地である香港では、都市部や離島で多くのレースが開かれます。

長洲太平清醮祭（長州饅頭祭り）を楽しみに、今年も数千人もの人々が小さな長洲島を訪れ、島民による年に一度の感謝の祭りを見物しました。

ハイライトは5月14日に行われた饅頭争奪競争で、多数の饅頭を貼り付けた塔によじ上り、個人またはチームで饅頭を取り合います。より高い位置の饅頭ほど幸運に恵まれるとされ、より多くのポイントが与えられます。

5月20日から29日まで「四川ウィーク」が開催されたオーシャンパークでは、パンダをテーマに中国、スペイン、フランスの著名なアーティスト5名が手がけたアート作品が園内を彩りました。

5月24日から26日まで香港コンベンション＆エキシビションセンターを会場に、世界最大のワインとスピリッツの見本市「ヴィネクスポ香港2016」が開催されました。

3日間の会期中、33の生産国から出展した1,300社・団体が、厳選された世界各国のワイナリーやスピリッツブランドの紹介、試飲会、セミナー、商談会を行い、業界関係者1万7,000人が来場しました。