西九龍文化地区に2018年オープン予定の戯曲センターは、中国の伝統歌劇を上演するための舞台芸術施設です。開館後の公演のイメージを伝えようと、同センターに建設予定の茶館シアターのレプリカが香港演芸学院の構内に特別に作られ、プレビュー公演が行われました。
「ジェロンテック&イノベーションエキスポ兼サミット」が、6月中旬の3日間にわたり香港で開催され、技術革新や科学技術を通じて高齢者の生活の質を向上させるさまざまな方法が紹介されました。地元香港のみならず、日本を含む世界各国から110社を超える出展者が参加し、それぞれの発明や製品の展示を行いました。
香港文化博物館では、「八代帝居―故宮養心殿文物展」を10月15日まで開催中。展示内容からは、清の8代にわたる皇帝が寝食の場とし、執政の中心となっていた故宮・養心殿の重要性が見て取れます。養心殿の文物200点以上を展示する同展は、香港特別行政区設立20周年記念イベントの一つです。(写真は養心殿内の書斎「三希堂」を再現したもの。)
6月、香港のギャラリーで「グラフィックトライアル香港」展が行われ、日本と香港のグラフィックデザイナー18人が多彩な印刷表現に挑戦したポスター90点が展示されました。展示作品は、凸版印刷が主催するポスター展「グラフィックトライアル」に出品された過去の作品から、香港の有名デザイナー、アラン・チャン氏が選んだものです。