Hong Kong Liner
 

香港と日本の文化交流、音楽と舞踊で促進

20周年記念で香港のオーケストラ、弦楽カルテット、ダンスカンパニーが来日。東京と新潟で公演

香港特別行政区設立20周年にあたる今年、これを記念して香港経済貿易代表部では、香港を拠点とする音楽や舞踊のグループによる日本公演をサポート。香港と日本の芸術文化交流が図られました。

アジアユースオーケストラ

今年、世界ツアーを実施したアジアユースオーケストラ(AYO)は、7月31日と8月1日の両日、東京で公演を行いました。

日本の16人を含めアジア各地から集まった109人の若手音楽家で構成されるAYOは、東京に先立ち北京と香港で公演。東京公演の後、米国とヨーロッパの各地をツアーしました。

香港に拠点を置くAYOには、毎年アジア各地から多数の才気あふれる若手音楽家が集い、公演と文化交流のため世界を巡ります。AYOは若手芸術家育成への大きな貢献が認められ、国際的な賞を受賞しています。

ローマー・ストリング・クァルテット

ローマー・ストリング・クァルテットはメンバー全員が香港で生まれ育った弦楽四重奏団であり、2013年のデビュー以来、活発な活動を展開しています。

10月6日には東京で日本初リサイタルを開催し、ハイドンやウェーベルン、またエルヴィン・シュルホフの弦楽四重奏曲を披露しました。

城市当代舞踊団

香港の現代舞踊団、城市当代舞踊団(シティ・コンテンポラリー・ダンス・カンパニー)は、新潟インターナショナルダンスフェスティバルに参加。10月15日に上演した「Amidst the Wind」は、香港返還以降20年間の同舞踊団の作品から選び抜かれた内容により構成された、高揚感あふれる舞踊の祝祭とも言うべきプログラムでした。

 
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