香港と東南アジア諸国連合(ASEAN)は9月9日、自由貿易協定(FTA)と関連投資協定の交渉を妥結したと発表。この発表は、邱騰華(エドワード・ヤウ)商務経済発展長官とフィリピン貿易産業大臣が共同議長を務め、フィリピンで開催された第2回中国香港ASEAN経済閣僚会議で行われました。
「ASEANは香港にとって大変重要な貿易相手だ。香港経済は、ASEAN市場へのアクセスを質量ともに改善し、新たな商機と一層活発な貿易・投資につながるこれらの協定から恩恵を受けるだろう」と邱長官は述べています。
さらに、「両協定への調印は今年11月に行われる。これらは広範囲で価値ある約束を内包するものであり、内容は物品貿易、サービス貿易、投資、経済・技術協力、紛争解決の仕組みに及ぶ。FTAについては、必要な手続の完了後に発効する」と話しました。