上海・香港株式相互取引制度および深圳・香港株式相互取引制度の1日当たり投資額の上限が、5月1日から大幅に引き上げられました。両制度それぞれにつき、香港から中国本土への「北行き」投資の1日当たり上限は130億元から520億元に、「南行き」は105億元から420億元に増額されています。
陳茂波(ポール・チャン)財政長官は、「今回の上限引き上げは、株式相互取引制度の健全な発展を促し、海外投資家の中国本土株式市場へのアクセスと、中国本土の投資家の香港株式市場へのアクセスを促進する。これにより、国際金融センターとしての香港の地位がより強化されるだろう」と述べました。