企業・人材誘致専門室

香港は世界屈指の競争力を誇る経済体であり、中国本土と世界の市場とをつなぐ重要なゲートウェイとしての役割も果たしています。香港の競争力を高めるため、香港特別行政区政府は新たな制度を導入し、企業や投資、人材の誘致を目的にさまざまな新しい取り組みを実施してきました。以下はその例です。

(i) 特別な円滑化措置やワンストップサービスを提供することで、中国本土および海外から重点企業を誘致する「重点企業誘致弁公室」を設立

(ii) 中国本土・海外人材誘致戦略の策定と関連業務の調整を行い、来港する人材にワンストップのサポートを提供する「人材サービス窓口」の設置

2022年12月からは、香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部の下に「企業・人材誘致専門室」が設置され、香港の経済発展に弾みをつけるべく、日本と韓国のターゲット企業や人材に積極的に働きかけ、香港に進出し成長を追求するよう促しています。同チームはまた、香港の人材プールの充実を図るため、日本や韓国の世界トップ100大学と連絡を取り、関連する人材受け入れ制度をPRしています。

企業・人材誘致専門室の連絡先は、こちらをご覧ください。

重点企業の誘致

「重点企業誘致弁公室」は、生命・健康テクノロジー、人工知能・データサイエンス、フィンテック、先進製造業および新エネルギー技術など、特に戦略的に重要な産業分野の有望企業や代表的企業を世界中から誘致することを任務としています。同弁公室はこれらの重点企業に、特別な円滑化措置とワンストップサービスを提供します。今後、関連業界の代表者やソーシャルリーダーで構成する「重点企業誘致諮問委員会」が設置され、全体的な戦略について助言を行います。

重点企業誘致弁公室の詳細については、こちらをご覧ください。

人材の獲得

政府はまた、中国本土・海外人材誘致戦略の策定と関連業務の調整のためのワンストップサービスを提供する「人材サービス窓口」の設立を発表しています。同窓口は出入境管理局との連携の下、各種人材受け入れ制度への申請を処理し、来港する人材にサポートを提供します。さらに出入境管理局では、すべてのビザ申請に向けた電子サービスが開始され、各種人材受け入れ制度への申請もオンラインで提出、処理することが可能です。

人材サービス窓口の詳細については、こちらをご覧ください。

Last Updated: December 28, 2022

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