ニュースリリース

大阪で「HONG KONG NIGHT」を開催 ~ 大阪アジアン映画祭で、「香港映画祭」開催中 ~

2012年3月14日

香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)は、本日(3月14日)大阪市内にて「HONG KONG NIGHT」を香港政府観光局と共同で開催。同イベントは、第7回大阪アジアン映画祭で開催中の「香港映画祭」の実施を記念して、レセプションと映画上映の2部構成で行われました。

レセプションで香港経済貿易代表部の黄碧兒(サリー・ウォン)首席代表は、過去数10年の間に香港の映画プロデューサー、俳優、監督や撮影技師は、その良質な作品により国際的に知られるようになったと述べました。

「香港は2010年、金額にして3,700万米ドルに上る映画を輸出し、去年、世界各地で開催された17の映画祭において、香港の作品や映画人が獲得した賞の数は42に上ります」と黄(ウォン)首席代表は話しました。

さらに、黄首席代表は、映画産業は香港が明らかな優位性を持つ6つの新成長産業の一角を成していると指摘。「香港政府は、映画産業の長期的で堅調な成長を促す環境を作り出すことに注力しており、映画発展基金および映画融資保証基金を通じて資金面での支援も提供しています」と語りました。

「アジアのメディアハブとしての香港の役割をより強固なものとしているもう一つの大きな要素は、中国本土と香港の間に結ばれた経済貿易緊密化協定です。このユニークな貿易協定により、香港映画産業に新たな地平が開かれました。海外の映画会社には、是非香港のパートナーと組むことで、香港の映画会社が持つ中国本土での経験やネットワークを活用し、中国で生まれている絶好のチャンスをつかんでほしいと願っています」と黄首席代表は述べました。

レセプションには、「香港映画祭」の上映作品からのゲストも出席しました。レセプションに続き、巨匠ジョニー・トー監督による映画『高海抜の恋』の日本初上映が行われ、約300人の観客が、この心にしみるラブストーリーを堪能しました。

香港特別行政区設立15周年記念行事の一環として、3月11日から18日まで大阪で開催中の「香港映画祭」では、『高海抜の恋』のほか、ツァン・ツイシャン監督の『ビッグ・ブルー・レイク』、キャロル・ライ監督の『2番目の女』、ピーター・チャン監督の『捜査官X』、デレク・ツァンの『恋人たちのディスクール』、そしてアダム・ウォン監督、サヴィル・チャン監督による短篇作品『友だち』の計6作品が上映されています。

* 本プレスリリースに関するお問合せ:
香港経済貿易代表部・藤原(Tel. 03-3556-8972)

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