ニュースリリース
香港・商務経済発展長官が訪日
香港特別行政区政府の蘇錦?(グレゴリー・ソー)商務経済発展長官は、貿易、観光、クリエイティブ産業の分野における香港と日本の協力を推進するため、本日(5月13日)より5日間の日程で日本を訪れる。蘇長官はまた、2011年の東日本大震災からの日本の復興状況も視察する。
蘇長官は滞在中、日本政府高官らと会見し、香港-日本間の協力および港日関係について意見を交換する。
蘇長官は、香港貿易発展局が東京と大阪で開催するシンポジウム「think GLOBAL, think HONG KONG 国際化へのパートナー:香港」、また同局主催の東京での晩餐会において基調講演を行う。これらの機会に政府関係者や政財界幹部と会い、香港は海外企業が世界市場、とりわけ中国の巨大市場に進出するための理想的な拠点であることをアピールする。
一方、美食で人気の観光地としての香港をさらに知ってもらおうと、蘇長官は日本中国料理協会主催の「中国料理美食展2012」の開会式で挨拶を行う。同イベントでは香港政府観光局がブースを出展し、香港で毎年開かれる最大の料理イベント「Best of the Best 香港料理大賞」の料理の一部を紹介する。
蘇長官はまた、東京で開催される「天天向上-Tian Tian Xiang Shang」作品展を訪れ、「Creative Asia Forum」では基調講演を行う。この作品展は、香港と日本のクリエイター、学生や子どもたちによる作品を展示する交流プロジェクトである。一方、同フォーラムは、香港と日本のクリエイティブ産業関係者が、分野横断的に対話し、コラボレーションを促す場を提供する。
作品展とフォーラムはいずれも、“香港デザイン年2012”を記念して香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部が主催する「Hong Kong + Japan crossing partnership in creativity 香港デザイナーズウィーク」のプログラムである。
さらに蘇長官は、横浜市にある日産自動車のグローバル本社を訪れ、同社の展示ギャラリーの視察も行う。
日本の政府や国民による、震災被害からの復興への取り組みに対する理解を深めるべく、蘇長官は仙台空港と仙台市内の学校を訪問し、宮城県および仙台市の上層部と会見する。
蘇長官は5月17日に香港に戻る予定。
以上