中古ブランド品小売業者「ベストバイ東京」が初店舗を香港にオープン

中古ブランド品販売で西日本市場をリードする株式会社ベストバイ（本社：大阪）のグループ企業であるベストバイ山陰株式会社が立ち上げた新小売ブランド「ベストバイ東京」が、本日（9月3日）初店舗を香港にオープンしました。アジアの中心という香港の地理的優位性を活用して、同地域への事業拡張を図ります。

新しい店舗は、太古城（Taikoo Shing）にある総合大型小売店「アピタ」内にオープンし、より手頃な価格でブランド品を提供します。ベストバイ東京はベストバイ・アジア・パシフィック・リミテッドが運営します。同社はベストバイ東京を2014年までに香港に5店舗、中国本土に1店舗開設することを予定しています。また、2013年をめどに、衣料や家電品の中古販売へ取扱品目を拡張する計画です。

ベストバイ・アジア・パシフィック・リミテッド社長の合田輝氏は次のように述べました。「私共はリサイクルビジネスで日本市場をリードして参りました。今後は、香港の地理的戦略性を活用して、当社の特長を香港やアジアの他地域にも広め、更なる成長を目指していきたいと考えています。」

「香港は中国本土市場への玄関口であり、日本にも近いという利点があります。従って、当社にとって最適な進出先であり、中国本土やアジアの諸地域への進出に先立ち、中国市場の特徴を知り、アジアにおける当社のブランドイメージ確立に最適な拠点となるでしょう」と同氏は付け加えました。

また合田氏は、将来的には香港に地域統括本部を設置し、中国本土、シンガポール、マレーシア、タイなどのアジア各国への事業拡張を支援する拠点にしていきたいと考えています。更に、直接投資案件やフランチャイズでのビジネス拡張も香港から統括していく意向です。

香港投資推進局のアンドルー・デイヴィス局長代理は、ベストバイ東京の香港店舗開設を歓迎し、次のように述べました。「香港には、高級ブランドへの旺盛な需要があります。地域の住民ばかりでなく、海外からの多くの来訪者が香港で高級ブランド品を買い求めます。従って、中古ブランド品を扱う店舗にとって、香港は計り知れない大きなチャンスをもたらすことでしょう。また、香港の港では輸出入税が課せられません。この点も、ベストバイ・アジア・パシフィック・リミテッドのような企業に対し、日本と香港間での商品移動において良好なコストパフォーマンスをもたらします。」

ベストバイ東京について

ベストバイ東京は、株式会社ベストバイ（本社：大阪）のグループ企業であるベストバイ山陰株式会社が立ち上げた初の海外小売ブランドです。株式会社ベストバイは中古ブランドのバッグ、宝石、時計等を扱う西日本を代表する小売業者です。ブランド品をより手頃な価格で提供する同社が、新品並びに中古のブランド品の売買を香港で展開します。
詳細については http://www.bestbuy-smile.biz/ をご覧ください。

香港投資推進局（インベスト香港）について

インベスト香港は海外直接投資を誘致するために2000年7月に設立された香港特別行政区政府の一部局で、海外及び中国本土の企業が香港で事業を設立あるいは拡大する際の支援を行っています。香港の活気溢れる経済で皆様の事業を成功に導くために、ご要望に応じたサービスやアドバイスを無償で提供しております。2012年6月現在、インベスト香港は、2,600件を超える投資案件を遂行しました。それらの事業立上げまたは事業拡大の初年度には 30,000件以上の新規雇用を創出し、670億香港ドルの投資を誘致しました。
詳しい内容は、www.investhk.gov.hk をご覧ください。

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