Hong Kong Liner
 

一蘭が天然とんこつラーメン専門店を香港にオープン

 

香港にオープンした一蘭の海外初店舗。
香港の店舗も24時間営業で、日本と同様の体制で運営されている。

福岡に本社を置く一蘭は7月11日、香港に海外初の店舗をオープンしました。香港において一蘭ブランドの認知度向上を図り、これを足がかりに世界を目指します。

香港進出にあたり、一蘭の吉冨学代表取締役社長は、「日本を訪れたことがある香港の人々の多くは、既に一蘭ブランドをご存じだろう。一般的に、香港の人々は日本食や日本文化に好感を持っており、また近年、香港への訪問者数が増加し続けている状況を考えると、香港での出店はタイムリーで正しい決断だったと確信している」と語りました。

また、「当社は味とサービスの両方において、本物のとんこつラーメンを提供することに日々努めている。創業50年を超え、いよいよ日本を飛び出し、アジア市場へ打って出る。香港のビジネスのしやすい環境や日本のラーメンに対する人気が、当社の決断を後押ししてくれた。一蘭の本物のとんこつラーメンは、香港の人々に必ず受け入れられるだろう」とも述べています。

 

宮崎県事務所設立で香港との結びつきを強化


セレモニーで行われた鏡割りに参加するサイモン・ガルピン香港投資推進局局長 (写真・左から7人目)、河野俊嗣宮崎県知事(左から8人目)、野田仁・在香港 日本国総領事(左から9人目)

宮崎県は8月28日、香港との経済連携および文化交流を深めるとともに、アジアにおける有利なロケーションを活用する目的で、香港に駐在員事務所を設立したと発表しました。

宮崎県香港駐在員事務所の水田隆史所長は「香港は中国の一部であり、香港を拠点として中国本土の消費者に対して宮崎県のプロモーションを行うことはもちろん、それ以外にも長年にわたる香港との関係を利用して、ASEAN 諸国にもプロモーションを行うことができる。香港事務所は宮崎県の海外市場戦略において重要な役割を果たすだろう」と述べました。

最新の統計によると、2012年度において香港は宮崎県の最大の輸出先市場であり、香港への輸出額は全体の80%近くを占めました。主に食品製造や農業共同組合など、約16の同県の企業や団体がすでに香港に輸出しています。

日本の高級化粧品ブランド、ポーラが香港百貨店市場に初進出


店舗のオープニング式典で乾杯する
サイモン・ガルピン香港投資推進局局長(写真・右)とポーラ香港の桐原利之社長

東京に本社をおく高級化粧品ブランドのポーラが9月5日、パシフィックプレイス内のデパート、ハーヴェイ・ニコルズに化粧品ショップをオープンし、香港での小売店舗初出店を祝いました。

ポーラ香港は株式会社ポーラの子会社で、香港、マカオ、および中国南部でのブランドの販売促進と事業拡大を統括する地域事務所として50年以上前に香港に設立されました。「ポーラは15ヶ国に進出している。アジア、特に大中華圏においてポーラのブランドイメージを広める上で香港は最適な場所であり、香港での小売店舗展開により、ポーラは国際的なブランドとしての地位を築くことができると私たちは確信している」とポーラ香港の桐原利之社長は述べています。

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