香港の鉄道の未来を描く「鉄道開発戦略2014」

提案された新たなプロジェクトにより、2031年、香港の鉄道網は
総延長300km超に

張炳良（アンソニー・チュン）運輸住宅長官は、2031年までの完成を予定する新たな鉄道プロジェクト7件の概要を明らかにしました。費用は概算で、総額1,100億香港ドルを見込んでいます。

9月17日に発表された「鉄道開発戦略2014」によると、北環線および古洞駅、屯門南延伸線、東九龍線、東涌西延伸線、洪水橋駅、南港島線（西部）、北港島線の建設が計画されています。

これにより、香港の鉄道網の総延長は2021年に270km、2031年に300km超へと伸びるとともに、駅の数は99駅から114駅に増加します。鉄道網が拡張されることで、人口の75％が居住するエリアと従業地の85％がカバーされることになります。

「鉄道開発戦略2014」は、戦略的な青写真です。各プロジェクトを進めるにあたっては、旅客輸送需要や利用可能なリソースに関する最新の評価のほか、技術面、環境面および財務面における詳細な調査の結果が考慮されます。