2014年に香港投資推進局( インベスト香港)が、香港での事業立ち上げ、事業拡大を支援した海外企業および中国本土企業の数は、前年比5.4%増の355社と過去最多を記録しました。
これら355件の完了したプロジェクトは47の国・地域の企業に関するもので、中国本土が75件で前年に引き続き最多。続いて、米国44件、英国32件、日本28件、フランス25件という結果になりました。
分野別に見ると、資産運用や食品・飲料、またソフトウェア・ソリューションといった分野の企業について、インベスト香港が支援するケースが増えています。
サイモン・ガルピン香港投資推進局長は、完了したプロジェクトの数が増加したことをうれしく思うと述べた上で、「今年も主要セクターや市場から有望な投資家を見出すことに引き続き注力し、起業家が率いるベンチャー企業から多国籍企業に至るまで、香港進出や香港での事業拡大を計画する企業をサポートしていく」と語りました。