2015年の1年間で、香港投資推進局(インベスト香港)は375社の海外および中国本土企業による香港での事業立ち上げ、あるいは事業拡大を支援しました。これは、前年比5.6%の増加となり過去最多です。
これら企業の本社所在地は世界36カ国・地域にわたり、中国本土が78社で引き続き最多でした。以下、米国49社、英国36社、日本31社、フランス20社と続きます。
今回、顕著な増加が見られたのはIoT(モノのインターネット)とフィンテックの分野で、インベスト香港が支援した企業の数は2014年の9社から昨年は19社に増えました。
一方、インベスト香港は69社のスタートアップの支援も行っており、この数は2015年の総数の18.4%に相当します。これらのスタートアップは、主にフランス、米国、英国に本社を持つ企業でした。
「世界経済が多くの課題を抱える中、香港はその揺るぎない利点や新たなビジネスチャンスにより、海外と中国本土の投資家を引きつけ続けている」とインベスト香港のサイモン・ガルピン局長(役職は当時)は語っています。
インベスト香港は海外直接投資を誘致するために設立された香港特別行政区政府の一部局で、海外および中国本土の企業が香港で事業を設立あるいは拡大する際の支援を行っています。
香港の活気あふれる経済で企業の成功を導くため、要望に応じたアドバイスやサービスを無償で提供しています。
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