香港金融管理局は7月4日、インフラ資金調達センターとしての香港の発展を促すべく、インフラ融資促進弁公室(IFFO)を設立しました。
設立記念式典には中国本土、香港ならびに諸外国から、国際開発金融機関や国際開発機構、公的投資家、プロジェクト開発業者および運営会社、商業銀行、資産管理会社、専門サービス企業等の関係者約40人を含む100人以上が出席しました。
IFFOは、主要なステークホルダーとの連携を通じてインフラ投資と資金調達を促進することを使命に掲げ、情報交換と経験の共有を図るプラットフォームの提供、市場開拓や商品開発の後押し、インフラ投資・資金調達活動の円滑化といった役割を担います。
曾俊華(ジョン・ツァン)財政長官は式典での挨拶で、「中国本土、そして世界中の市場と緊密なつながりを持ち、アジアの国際金融センターとして幅広い手腕を備えた香港には、地域のインフラプロジェクト向け資金調達、融資、資産管理の中心地となる条件が揃っている」と述べました。
IFFOに関する詳細は、ウェブサイト(www.iffo.org.hk)をご覧ください。