2016年第1四半期の香港経済はさらに減速し、実質ベースで前年同期比0.8%の小幅な伸びにとどまった。外部環境の悪化により、貿易は商品、サービスともにさらに減少。加えて、不透明な世界経済の先行きが地元の景況感に影響を及ぼしている。商品輸出額と小売売上高の減少幅は4月にいくらか縮小したものの、外部環境の不確実性は依然高い。