8月11日から15日の5日間、香港コンベンション&エキシビジョンセンターを会場に第27回香港フードエキスポが開催されました。毎年人気のこの大規模展示会には、26カ国・地域から過去最多となる1,400近い出展者が参加し、一般来場者数は49万人以上にも上りました。
日本からは43都道府県320の出展者が集まり、こちらも過去最多を記録。会場には広々としたジャパンパビリオンが設けられ、出展者は農水産物、乳製品、ワインにお茶など、バラエティ豊かな日本の食品を展示、紹介しました。
香港での日本食の人気は非常に高く、日本の農林水産省のデータによると、2015年に日本から世界に輸出された農林水産物および食品の5分の1以上(24%)が香港向けで、香港は引き続き輸出先1位の座を保っています。2015年において日本の農林水産物・食品全体の輸出額は前年比で約22%増加しましたが、香港への輸出額は前年比33%以上の伸びを見せました。
香港貿易発展局が主催する香港フードエキスポは市民の間で絶大な人気を博しており、出展者にとっては自社製品をPRしつつ、世界のバイヤーや消費者からフィードバックを得られる理想的なビジネスの場となっています。