今年7月1日に香港特別行政区は設立20周年を迎えます。この大きな節目の年を祝う準備の詳細が昨年12月、明らかにされました。
12月2日に行われた記者発表会で林鄭月娥(キャリー・ラム)政務長官(当時)は、20周年のテーマに「一体・前進・機会」を掲げると発表しました。これは、「一国二制度」実施の成功を示すとともに、社会の結束と一体化を促し、自信を強めてチャンスをつかもうとするものです。香港では今年、20周年を記念して一連の大規模な文化・スポーツイベントや多数の国際会議が開催されます。
香港経済貿易代表部でも、6月に横浜ドラゴンボートレースで「香港カップ」レースを、9月下旬から10月初旬にかけて「香港ミニチュア展」を東京で開催するなど、日本各地でさまざまなイベントを予定しています。加えて、4月に香港フィルハーモニー管弦楽団による大阪公演、今年後半にはアジアユースオーケストラの東京公演とシティ・コンテンポラリー・ダンス・カンパニーによる新潟公演が開催されます。