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林鄭月娥次期行政長官、新たなスタートを約束

一国二制度を堅持し、香港の基本的価値を守ると表明。梁振英行政長官も円滑な政権移行に協力

梁振英(CY・リョン)行政長官(写真・左)と林鄭月娥(キャリー・ラム)次期行政長官
梁振英(CY・リョン)行政長官(写真・左)と林鄭月娥(キャリー・ラム)次期行政長官

林鄭月娥(キャリー・ラム)次期行政長官は、より良い社会の実現に向けて市民と力を合わせる行政を築くことで香港の新しい章をスタートさせるとともに、「一国二制度」を堅持し、香港の基本的価値を守ることに全力を尽くすと誓いました。

林鄭氏は3月26日に行われた第5期行政長官選挙で当選し、香港特別行政区が設立20周年を迎える7月1日に就任します。香港政府のトップである行政長官の任期は5年です。

3月27日、林鄭氏との会談後の記者会見で梁振英(CY・リョン)行政長官は、林鄭氏に当選の祝意を伝えたと述べ、次期行政長官事務所と密に連携して円滑な政権移行を進めていくことを約束しました。

林鄭氏もまた、「梁長官や自身の事務所、関係職員との緊密な協力の下、円滑かつ効果的な移行を図り、香港特別行政区の次期政府に向けた準備を進める」と述べています。

林鄭氏は1980年8月に政務職として香港政府に入庁後、さまざまな部門で勤務。2007年7月より第3期香港特別行政区政府で開発長官を、2012年7月から2017年1月まで第4期政府において政務長官を務めました。

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