7月1日に行われた第5期香港特別行政区政府就任式典で、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は「一国二制度」を実行し、基本法を堅持して、法の支配を守るとともに、中央政府と香港特別行政区との関係の発展を促進していくと述べました。
林鄭行政長官は、香港が金融危機を乗り越え、過去20年間にわたり経済成長を維持してきたと指摘。香港政府は今後、より積極的な役割を果たしていくと表明しました。
「政府は牽引役および推進役として、香港が伝統的に強みを持つ産業の強化、向上を図りつつ、技術革新・科学技術産業やクリエイティブ産業を振興していく。また、新たな刺激を与えることで経済の多様化を図り、市民のため、特に若者のために良質な雇用を創出する」と語っています。