香港経済貿易代表部は2月28日、都内で「香港春節レセプション」を開催し、日本の政財界や学術界、メディア、コミュニティ団体などから集まった約500人の招待客とともに、戌年の新年を祝いました。
挨拶の中で翁佩雯(シェーリー・ヨン)首席代表は、香港にとってエキサイティングな1年となった2017年を振り返り、11月に実現した東南アジア諸国連合(ASEAN)との自由貿易協定の締結や、進行中の「一帯一路」により、アジアの投資先としての香港の魅力はさらに高まるだろうと述べました。
また、「広東・香港・マカオ大湾区」について翁首席代表は、広東省、香港、マカオの経済協力を強化し、中国南部に統合的な経済とビジネスのハブを創出する構想であり、同エリアの総人口は6,600万人、GDPの合計額は1兆4,000億米ドルに上ると説明。香港はこれらの動きから生まれるチャンスを活用し、さらなる発展を目指していくと話しました。